2015/11/07

ESO 99 Kothringiの隠れ里

【リヴィーネの手記】


 いきなり誰何された。
 してきた相手はStillrise村のGarethと名乗った。これまで見たことのない種族の者だ。どうやら蟲の教団のカルティストを警戒して、こういう対応になったそうだ。
 彼らの村を蟲の教団が攻撃しているらしい。
 これは助けなければ。Chieftain Suhlakと話すように言われた。



 村には、銀色の肌をしたマンがたくさんいた。どうやらこの種族の村のようだ。
 Stormholdからそう離れていない場所にこんな場所があるなんて、驚いた。




 Chieftain Suhlakに死霊術師について尋ねた。
 蟲の教団の死霊術師が昨夜、この村を襲撃したそうだ。三人の将校(Gorag、Felra、Draguar)を小屋の中に捕らえたが、降伏を拒否しているそうだ。
 私が降伏を勧告しに行くことになった。
 ちなみに、彼らはKothringiという種族だという。何十年も前に大疫病が流行り、生き残っているのは彼らだけなのかもしれないそうだ。




 蟲の教団の者達は、話し合う余地すらなかった。
 しかたがないので全員殺した。




 Dabinukalという 者に、全てを終わらせてほしいと言われた。
 何を終わらせてほしいのか尋ねても、これ以上は言えないという。ChieftainかShaman Chirrahなら教えてくれるそうだが。




 Chieftain Suhlakに、蟲の教団のカルティストを殺したことを感謝された。
 彼女は、やつらがこの村で闇の儀式を行うことを恐れていたそうだ。




 この村の友人と認められた私は、衝撃の事実を明かされた。
 彼らは過去に疫病に襲われた際、Suhlakはデイドラと契約することでそれを乗り切ろうとしたそうだ。
 彼女はクラヴィカス・ヴァイルに疫病に対する耐性を求め、そして……見た通り、スケルトンとして生きることになったという。
 昨夜、蟲の教団に、彼らの魂が封じられた遺物である魂石が盗まれたという。このままでは彼らは蟲の教団の奴隷となってしまうそうだ。
 そうさせないために、対応策を考えているShaman Chirahと話すように頼まれた。




 Dabinukalから、何が起ころうとも、この呪いを終わらせてほしいと頼まれた。
 村人にはこの状態を楽しんでいる者もいるそうだが、彼のように安息を望んでいる者もいるみたいだ。




 Shaman Chirahに計画を聞いた。
 その特別な魂石を、魂がやつらの手中にない私が取り戻せばいいという一見単純な計画だった。
 ただし、その魂石は生ある者が触れると死んでしまうのだという。クラヴィカス・ヴァイルに彼の神殿の血の噴水にてトーテムを捧げれば、私はこのKothringiらの一員と見られ、安全に魂石を取り戻せるそうだ。
 ちなみに蟲の教団は使役しているアンデッドに魂石を運ばせたらしい。
 デイドラの大公の神殿へは、War Chief Helushkが案内してくれるそうだ。




 アンデッドでいることに喜びを見出しているという前評判のWar Chief Helushkとその部下達の元へ行った。確かに、アンデッドであることを不眠不休、恐れ知らずでいられる最強の兵士であることと同一視し、その優位性を喜んでいるようだった。
 神殿の中へ入れてくれるように頼むと、鍵を渡してくれ、終わったらAcolyte Moragに渡すよう言われた。




 神殿内にはクラヴィカス・ヴァイルの彫像があった。手に持っているのが有名なクラヴィカス・ヴァイルの仮面だろうか。




 血の噴水(血も水も出ていなかったけれど)にトーテムを捧げて祈ると、私はクラヴィカス・ヴァイルの力によりスケルトンの姿になってしまった。
 戻れるのよね……?
 ロイは変わらずついて来てくれる。いい子だ。




 War Chief Helushkは私の変容を手を叩いて喜んでくれた。ただし、この「祝福」は永続的なものでないと感じるそうだ。
 つまり、元に戻れるのよね。




 Acolyte Moragも私の身に降りかかった呪いは一時的なようだと言ってくれた。この呪いについて何十年も研究してきた者からのお墨付きだ。よかった。
 さて、魂石はここから近くにある蟲の教団の野営地にあるそうだ。取り戻したら、直接Chieftain Suhlakの所へ持っていくように言われた。




 道の途中にて、ダンマーの女性と出会った。私のこの姿が恐ろしかったのだろう、こっちへ来るなと言われてしまったが、何とか害意はないことを示せた。
 彼女Siaは、彼女の護衛と夫が蟲の教団にさらわれてしまったと訴え、助けを求めてきた。
 この姿で信用してもらえるか分からないが、ついでにやってみよう。



 Siaの夫のDaerilを見つけた。他の四人の護衛は皆殺されてしまったそうだ。
 「animus geodes」と彼らが呼ぶ魂石に、護衛の魂は囚われてしまっているそうだ。それを破壊し、魂を解放するよう頼まれた。
 とりあえず拘束されていたので縄を解き、Daerilを逃した。




 魂石に拘束されていた四人の護衛の魂を解放した。


 それから、村の特別な魂石も取り戻した。




 DaerilとSiaに、護衛の魂は自由になったことを報告した。
 護衛の方々には気の毒だったが、仇は討てただろう。




 Chieftain Suhlakの家には、War Chief HelushkもShaman Chirahもいた。
 Suhlakと話をしたところ、蟲の教団に操られる心配が消えたことを感謝された。
 さて、War ChiefとShamanはそれぞれ異なった主張をしており、Chieftainは私をその調停者に任命した。
 Stillrise村の存亡は私に託された。この魂石を保管して生と死の境界に存在し続けるか、破壊して最後の休息を得るか。
 責任重大だ。



 War Chief Helushkは、魂石をクラヴィカス・ヴァイルの神殿の深部にある氷の火鉢に安置することで、永遠に魂石の安全は保たれると言った。



 Shaman Chirahは魂石を壊すことを求めてきた。それにより彼らの骨は朽ち果てるだろうが、魂はついに自由を得られると。クラヴィカス・ヴァイルの神殿の深部にある炎の火鉢に魂石を投じることで、それを破壊できるそうだ。



 私は魂石を破壊し、彼らの「生」を終わらせてあげることにした。
 もし仮に私が同じ状態に陥ったら終焉を望むだろうし、兵士以外の者は確かに終わりを切望している。
 その決断をWar Chief Helushkは受け入れてくれなかった。神殿深部へ行くまでに、彼ら兵士達の激しい抵抗を受けることになるだろう。




 私はクラヴィカス・ヴァイルの神殿を抜け、二つの火鉢の前にたどり着いた。
 そこで私は、クラヴィカス・ヴァイルの声を聞いた。が無視した。
 炎の火鉢に魂石を入れ、魂石は破壊された。
 それから、私は元の姿に戻ることができた。




 村人達は動かなくなっており、私を迎えてくれたのはChieftain SuhlakとShaman Chirahの二名だけだった。
 Chieftain Suhlakから、ここの村の人々はついに平穏を得られたと言われた。
 クラヴィカス・ヴァイルの呪いは薄れつつあるそうだ。そう長くは保たないそうだ。
 死の尊厳を彼らに与えたことを私は感謝された。
 さようなら。安らかに。

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