2015/10/05

ESO 40 残り香

【リヴィーネの手記】

 Dres家のグランドマスターOminから頼まれていた通り、Kragenmoorの外部で野営をしていたTanvalの先兵達の所へ行った。
 説得して手を引いてもらいたかったのだが、こちらを見るや襲い掛かってきたので、倒さざるを得なかった。


 彼らの指揮官も話を聞いてくれなかった。
 とにかく、これでKragenmoorの懸念事項が減っただろう。
 このままOminに報告へ行く前に気になることがあるので、まだKragenmoorには戻らないことにする。
 彼の屋敷でノルドの負傷兵が言っていた、カバナントの拠点建設計画のことだ。
 Serienを殺したので、しばらくは統率の取れた動きはできないだろうが、町の近くに密かに忍ばれるのは危険が大きい。



 Dathlynというダンマーの兵士に呼び止められた。どうやら、彼女も私と同じ用件で来ていたらしい。信じてはいなかったようだが。
 彼女は負傷していたが、カバナントが作り出したポータルは、二つのクリスタルによって維持されていることを教えてくれた。そのクリスタルは貴重なもののようなので、今あるものを壊してしまえばまたポータルを作り出すことはできないだろう、と。
 さてと、隠密作戦の開始だ。




 カバナントのポータルは閉じられた。洞窟内部には多数のカバナントの兵士達、および溶岩に生息するshalkがいたが、少数ずつ片付けることでなんとかなった。
 Dathlynの所へ戻ると、これで自分の首は繋がったと喜んでくれた。彼女は自分で戻れると言ったが、やや心配だったので、共にKragenmoorに戻ることにした。どうせ帰るのだし。
 ちなみに、内部にあった資料によると、この作戦の指導者はヴィヴェクの枝角で会ったConeleだったようだ。確かに、魔術を使うのは彼女らしい。彼女の残り香がこれで消えたのならいいのだけど。
 あと、流石は拠点にするつもりだった場所と言うべきか、食料品が大量にあった。カバンがパンパンだ。




 KragenmoorにてDathlynと別れ、グランドマスターのOmin Dresに結果を報告した。
 彼は大家の強さを証明できたと満足して、私に「Dresの手」の称号をくれ、将来助けが必要になった際にはいつでも助けになると約束してくれた。
 Dres家の紋章入りの付呪が施されたネックレスまでもらった。装着者のマジカが強化されるのは嬉しいのだが、Dres家の評判は主にアルゴニアン・カジートにおいては思わしくないため、隠して身につけることとする。

0 件のコメント:

コメントを投稿