2015/10/17

ESO 64 幽蛇の谷

【リヴィーネの手記】


 Mournholdから東へ向かう道すがら、Hlaalu家の商人見習いであるダンマーの男性に助けを求められた。
 どうやら彼は、助けを求めに行く途中でalitに襲われ、足を痛めてしまったようだ。
 Master RastonがMabrigash部族の指導者と話をしに行ったきり、帰ってこないそうだ。
 彼らの交易場にいるTevynni Hadranという人物がもっと詳細を知っているようなので、その女性に会いに行くこととする。



 交易場にてTevynni Hadranと話をした。
 Master Raston Vendilは、Mabrigashの野営地へ商取引を成立させるために出向いたが、そこで何か悪いことが起きたと彼女は考えているようだ。
 その地、幽蛇の谷(the Vale of Ghost Snake)にいるMabrigash部族は、他のアッシュランダーよりも孤立を好み、何か蛇の精霊を崇拝しているそうだ。
 Master Raston Vendilはその部族独特の蛇皮を取引しようとしていたらしい。
 彼女は、アッシュランダー達はHlaalu家の者である彼女には何も教えないだろうが、私になら何か話すかもしれないと期待しているみたい。
 なお、Master RastonはGulakhan Harrinatと話をしに行ったようだ。部族をまとめるFarseerを務めている女性のことは軽視していたらしい。まずはそれが手がかりとなるだろうか。




 アッシュランダーの集落はどう見ても一朝一夕で作られたのではない木の壁に囲まれていた。彼らは定住をしているのだろうか。
 入り口を守っている者に、「とぐろ巻く道(Coiled Path)を歩きに来たのか」と尋ねられた。交易場にそれにまつわる本があった。どうやら彼らの蛇信仰に関わる川あるいは道らしい。
 Raston Vendilという商人を探しに来たのだと伝えると、その門番の女性は、賢女を避け、Gulakhanと話してみるようにとアドバイスしてくれた。
 別の門番は、私はよそ者だが女性なので、ひょっとしたら賢女は話したがるかもしれないが、やはりGulakhanと話す方がよいと言った。




 Gulakhan Harrinatと話をすることができた。
 Hlaalu家の商人はFarseer Bodaniの手の内にあるという。
 このままではHlaalu家がさらに人を送ってくるかもしれないと指摘すると、彼も同じようなことを考えていたらしい。
 どうやらRaston VendilはFarseerを侮辱し、彼女の逆鱗に触れてしまったようだ。
 賢女のIru-Ahanと話をするように言われた。助けになってくれるそうだ。




 賢女に私はRaston Vendilの身に何が起こったのかを調べに来たと伝えると、彼の運命はFarseerと幽蛇(Ghost Snake)次第だと言われた。
 しかし、谷(Vale)を何かが騒がしているという。賢女の見立てによると、 前兆が指し示しているものは私だそうだ。
 そのような話をしていたところ、道の向こうから蛇に縛られしもの(Serpentbound)と呼ばれる霊魂達がやって来た。私がここにいることで呼び起こされたらしい。追いかける。




 蛇に縛られしものはFarseer Bodaniの所へ行っていた。拘束されたRaston Vendilも共にいる。彼女が霊魂をなだめると、霊魂は消えた。
 Farseer Bodaniは私を幻視で見たと言い、話し合いを求めてきた。
 Raston Vendilの身を案じているHlaalu家の商人の代理として来たことを伝えると、彼の罪状を知ることができた。
 部族の狩人にうるさくせがみ、賢女にしつこくねだり、そして部族の代表である男性と話させろとFarseerに言って彼女を侮辱したそうだ。


 Raston Vendilにも真実を確認したが、どうやら間違っていないらしい。
 呆れた。商取引をするのであれば、相手の背景を理解することは必須なのではないのか。Hlaalu家の商人はもっと商売上手なのかと思っていたけど。アッシュランダーの文化――賢女やFarseerの部族における重要性をまるで理解していない。
 ちょっとやる気が削がれたが、それでも、このどうしようもなく傲慢なHlaalu家のmaster traderを助けるために努力してみると約束してしまったし。はあ。




 Farseerは私がとぐろ巻く道(Coiled Path)にいる様を幻視したそうだ。私はRaston Vendilと彼らの谷の運命を決める役割にあるという。
 私はとぐろ巻く道を歩み、幽蛇(Ghost Snake)の助言を求めに行くように言われた。
 とぐろ巻く道を、捧げものとする8匹の沼ネズミ(bog rat)を集めながら進み、牙の頂(Fang Spires)まで行かなければならない。捕えたネズミをしまうためのカバンをもらった。
 道中は蛇に縛られしものの霊魂達が私の歩みを妨害してくるそうだ。




 とぐろ巻く道にて、骸骨と日誌を発見した。雨風にさらされていたが、日誌は何とか読むことができた。
 日誌によると、この骸の生前の名はRisa Uvarilで、唯一の心残りは蛇から毒を受けた際に、母からもらったアミュレットをなくしてしまったことだそうだ。
 大蛇の腹の中から「R」と刻印された小さな金のアミュレットを見つけた場合、Tal'Deic砦にいる彼女の母Aneyda Uvarilに届け、最期に考えていたことは母のことだと伝えてほしいと書かれていた。



 近くにいた大蛇から、Risaのアミュレットを見つけた。故人の望みは叶えよう。近くに寄った時に。




 規定の数沼ネズミを集めたので、牙の頂に向かう。




 沼ネズミを牙の頂にて捧げると、幽蛇が現れた。
 助言を求めると幽蛇は、あらゆるものには二つの側面、光と闇があると言った。その意味を尋ねると幽蛇はここの地下に行くよう促してきたので、それに従う。




 地下では影の蛇とでも呼ぶべきか、黒いオーラをまとった大蛇の霊魂がいた。襲い掛かってきたため、撃退した。



 地上に戻り、再度Mabrigashを助けてくれるよう願うと、彼ら部族は外界との繋がりを持ち始めるか孤立したままでいるかを選ばなければならず、どちらの選択にも光と闇の側面があると幽蛇は言った。
 外界との繋がりを持つようにした場合、部族の何人かは谷に留まり、何人かは外界へ出ていることを選ぶだろう。
 商人が来た時点で変化は既に始まっているのだと幽蛇は言った。
 選択は私に任されているようだ。
 幽蛇の厚意により、私はFarseerの元にテレポートで送ってもらえることとなった。




 私が部族の野営地に戻ると、Tevynni Hedranが賢女とFarseerと共にいた。彼女曰く、賢女達はとても礼儀正しい対応をしてくれたようだ。




 Farseer BodaniはMabrigashとあの商人の絡みつく運命を象徴する蛇のトーテムを作ったそうだ。それで儀式を行うので、取ってきてほしいと頼まれた。




 トーテムを取ってくると、Farseerは私に選択を迫ってきた。
 部族が孤立を貫くべきだと思うのならトーテムを火に投げ入れ、生き方を変えHlaalu家と交易を始めるべきだと思うのであればトーテムを商人に渡せと。
 トーテムを燃やすと、Rastonは谷に留まり、幽蛇に仕えることとなる。
 トーテムを商人に渡し外界との交流が始まった場合、どのような影響が出るのかは時が立たないとFarseerにも分からないという。
 決断を下す前に、この場にいる人々の意見を求めることとする。




 Raston Vendilに意見を求めたところ、商売契約を結ぶのはお互いにとって利益となるし、彼は他の商人が谷を煩わせるのを防げると言う。




 Tevynni Hedranは、Rastonはこの谷のことを決して口外せず、二度と戻ってこないという誓いのもとで解放させ、彼女と部族の間で商売契約を結び、他の商人を近付けさせないようにするという選択肢を提示してきた。
 この選択肢であれば、彼女の言う通り、全員が得をするかもしれない。Rastonは蛇の餌とならずに済み、TevynniはHlaalu家内で評判を得、Mabrigash部族は外界からの影響を最小限にできる。Hlaalu家の商人らしき狡猾さだ。




 賢女Iru-Ahanは、外界と交易するのも悪くはないかもしれないと思い始めているようだ。ここの部族の全員が同意することはないだろうが、長い目で見れば利益になると。




 Gulakhan Harrinatは、Hlaalu家は盗賊のようなものだと言った。彼に決断権があれば、Rastonはここに訪れた最初の夜に排除したかったそうだ。



 私は第三の選択肢をFarseerに示した。Rastonを自由にし、Tevynni Hedranと協定を結ぶように。
 Farseerも、彼女らの流儀に理解を示す賢い女性となら取引をしてもいいと考えているようだ。
 Rastonは、部族がTevynniと最終契約を結ぶまでもうしばらくここに留まることになるそうだ。どうやらアッシュランダー達は、彼がここのことを決して話さなくする方法を持っているらしい。すぐに解放すると言っているので、どうでもいいけど。
 それから、私はMabrigashの一族の友(clan friend)の称号をもらった。



 幽蛇が言った通り、この決定にも二つの側面があるのだろうが、物事がなるべく良い方向に行くことを願っている。

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